2010年 11月 19日
素敵なターコイス・イヤリング |

1910年頃のトルコ石のピアスです。
シルバーギルト(シルバーのベースにゴールド仕上げ)の繊細な細工が鮮やかなトルコ石の青さを一段と引き立てています


細工とデザインをアップでご覧ください

フックに繋がる小さなお花の裏にGILD SILVER 800の刻印があるのですが、よくもこんな小さなスペースに!!とびっくりです

トルコ石はとても人気のあるアイテムなのですが、100年も経つアンティークのトルコ石は本当に出会いが少ないものです...........
トルコ石...........12月の誕生石ですね

来月、お誕生日を迎えられる方、一生の宝物としてお勧めしたいイヤリングです!
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昨日、ハロッズ内にある、手を取り合い優しく見つめ合いながら頭上の白い鳥に導かれて天国に旅立つようなダイアナとドディの像を紹介しながら..........あの日を思い出しました

当時、住んでいたロンドンのフラットで葬儀の模様を流すBBCのTV中継を涙しながら見たこと......
別にダイアナファンだったわけではなく、突然残されたウィリアム王子とヘンリー王子の健気なふるまいには心が打たれました。
思いっきり泣きたかっただろうに..............泣いてもいいのよ!と言ってあげたかった.........

葬儀の前々日、やはりこの目で見てみようと..........元妃が住んでいたケンジントンパレスに行ってみました。
報道で見たとおり..........フェンスの高さまで積み重なった花、花、花のカーペット

どの花束にも元妃をしのぶ手描きのメッセージが添えられていて「人々のプリンセス」を失った悲しみが満ち溢れていたケンジントンパレス。
むせるような甘い花の香りに包まれたゲート前でした...........

仕事の途中の人、家族連れ、旅行者.......次から次へ.人が入れ替わります.......
パレスの横はケンジントンガーデンと言う大きな公園になっているのですが、ここまで人、人、人であふれかえっていました。
そして、今でもこの日と一緒に思い出す出来事は..........
快晴の暑い日だったので、公園にはアイスクリームのブースがでていました。
その前には、イギリスらしい長い列.............(私を含めて)人と花と雰囲気に圧倒されて求めるものは同じです。
整然と列を作るのがお決まりのイギリスです。
おとなしく自分の番が来るのを待って並んでいる中、数人の子供たちがこの雰囲気のせいもあってか、列から離れて悪ふざけを始めました。
それも、Fワード(公には歓迎されない卑俗な言葉)でののしり合いながら!
すると、突然列の中にいた男性がその子供たちに向かって「やめなさい!君たちは今日、何のためにここに集まっているのか考えてごらん。今日だけでもそんな言葉は許されないはずだよ!」と一喝しました。
子供たちは恥ずかしそうに列に戻りおとなしく順番を待ち始めました。
公共の場での列、振舞、そしてそれを乱す者へ注意する大人..........
イギリスだなぁ~と思った瞬間をこのパレスの出来事と共に思い出します。
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by e-cottage
| 2010-11-19 17:09
| アンティーク
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