ジョブリング・ガラスプレート : cottage便り

2016年 08月 28日

ジョブリング・ガラスプレート

台風の進路が気になるところですが、宮崎は先ほどから今にも降りそうな空模様です......

少し涼しくなったのは嬉しいけど、最近の大型・超大型の台風は天気図を見ただけでも恐怖を感じますね。

これ以上、被害が重ならないことを祈っています....

James Jobling・ Fir cone ・ガラスプレート　　1930年代
アール・デコ期の人気ガラス作家.......ジェームス・ジョブリングのガラスプレートです。
ジョブリングは20世紀初頭のイギリスのアート・ガラスの第一人者でもあり、コレクター・アイテムになっています。
こちらは、「Opalique」Fir Cone（モミの実）シリーズのプレートでサインが入っています。
当時、フランスではLaliqueやSabino達が独自の技術ですでに「Opalesent」ガラスを生産していました。ジョブリングも彼のテクニックのライセンス契約を両者に打診したけど受け入れてもらえなかったので、独自の「Opalique」の名で登録しました。
見つけてもすぐには手が出せないお値段が付いていたりするコレクターアイテムだし、出会いは本当に限られています。

あるフェアでこのガラスプレートを見つけた時「わぁ～～！！！久し振りの出会い！」と胸ワクワクさせながら、まずはディらーさんに「ジョブリングですよね！？」と確かめることに.....
ところが、そのディーラーさんは確認してなかったみたいで、「分からないけど、ラリックではないことは確か、ラリックならこんな値段では買えないからね～」と冗談交じりで返答....
私の中では、この「モミの実」シリーズの大ファンなので確信と共に出会いにドキドキしながら手に取らせてもらいました...
そのやり取りを聞いていたらしい側を通りかかった現地のディーラーさんが、「ジョブリングだよ！　1930年代だね」と即刻　答えてくれました<m(__)m>
もし、私が手放したら絶対欲しいみたいな雰囲気で～～
いえいえ、私も即決ですよ！申し訳ないけど...
と言うことで、ワクワクしながら連れ帰った次第です☆