cottage便り

秘密の花園♪

手刺繍のあるクロスは眺めているだけでも楽しいものです

刺繍大国でもあるイギリスでは、刺繍は良家の子女のたしなみだったそうです。
そういえば、古い映画を見ているとお屋敷の庭にブランケットを広げドレス姿のレディが刺繍をしているシーンとかありますよね....................
女性がまだ外で働く機会がほとんどなかった時代、１９３０年頃までの手刺繍は見事なものが多いです。
暖炉の前で～、お茶の合間に～、食後の団欒時に～、と、ちくちく、ちくちく、針を刺している時間がゆっくりあったからだそうです
いつの時代も手仕事のぬくもりが感じられる物は惹きつけられますね！

ストーリーのあるこのライナー
色んな花が咲き乱れたレンガの塀から庭の入り口に入ると......................

目の前には........息を呑むような秘密の花園が！

ナショナルトラストが管理する歴史ある庭園では今でも同じ風景が繰り広げられていますよ
こちらもお花好きのお母様へのプレゼントにもお勧めのライナーです

チェスター３

チェスターのランドマーク的な存在の時計搭です。
精巧なヴィクトリアン様式のこの時計搭の下で様々な歴史のひとこまが繰り広げられたのかと思うと感慨無量でした
駅からのバスはこの近くに止まるのでとても便利ですよ～


先日紹介したこの風景.......................
後ろに映ってるのがチェスター大聖堂（Chester Cathedral）です。
大聖堂が建っている場所は元々聖ワーバラ(Werburgh)に捧げられた10世紀のサクソン教会の跡地だそうで、今の建物は1250年から250年かけて作られたそうです。

ノルマン様式からゴシック様式まで、様々な様式が混在している壮麗な大聖堂の中は広くて幾つかのチャペルもあります。
中でも私が一番興味を持ったのは.............................

監督法院(Consistry court)で、英国で初めて宗教裁判が行われた場所だそうです。

実際、どのように裁判が進んで行ったのでしょう..................映画のシーンがちらつきます.....
端っこにひとつだけ外に突き出たこの椅子には誰が座ったのか？とても気になったけど閉門間じかに行ったので誰もいなくて聞く事ができませんでしたが...........気になるなぁ～

ロンドンからも日帰りで行けるチェスターは、歴史の好きな方にもお勧めの町です

母の日の贈り物

先週末から肌寒い日が続いていますね.............................
気温の差が大きいので皆様もご自愛くださいね

只今、ショップの方では新着フェアを開催中です
今朝の新聞に載ったフェア開催中の記事を見て初めて来店されたお客様や、口コミで来られたお客様方もお気に入りを見つけられて嬉しい限りです


もうすぐ母の日
本好きのお母様にはこんな本立てはいかがでしょう～
1900年初めのオークの本立ては時代を経てとても落ち着いた趣があります。
小振りなので、ＣＤやＤＶDにもいいですね！

シルバーのルーペは当店でも人気のお品です
今回の買い付けで見つけた細工の見事なルーペです。
1901年バーミンガム製.................１００数年の年月を経ても静かに輝き手にした時の優しい馴染みは純銀ならではのもの
こちらもお勧めのお品です

お問い合わせはEnglish Cottageまでお気軽にどうぞ～

チェスター ２

2000年の歴史のあるチェスターは城壁に囲まれていて城壁の上を端から端へ歩いて回れます。
そして、ローマ帝国が築いた名残を目近に見ることができます。

ローマ軍が戦いに備えて訓練をしたり、7千人の観衆を迎え華々しい祭りや催しを行った、ローマ時代の円形劇場です
半分しか残ってないけど、誰でも中に入れるし皆勝手に遊んでいました、いいのかなぁ～

ローマ時代の床下にヒーティングの仕組みがあったらしい～

ローマ時代の石がゴロゴロ～
子供達が石の上を駆け回っていたけど.......................いいのかなぁ～

城壁の上から見るとこんな感じです。どれかが........ケルトの石でした
あ、あの子です！　飛び石してたのは

入ってみたいパブやカフェがいろいろあったけど、見るからに古～～い建物そしてBuilt 1622とわざわざ書いてあるし～中が見たくなりますよね

頑丈な梁や柱に圧倒されつつ..............ようやくランチにありつけました

典型的なパブ飯のひとつ...............スキャンピー（えび）のフライです～（味はどこでも同じです、塩＆コショウ＆マヨネーズ期待なしですよ～）

チェスターの町は駅から離れているので、列車で行くと駅前から町の中心地まで無料のバスが６分おきに出ていました。
行きも帰りも同じバス停と言うのが不思議だったけど、旅人に優しいサービスは好印象ですよ

チェスター

Chesterは北ウェールズの玄関口でもあり、イングランドで最も中世の面影を残す街と言われています。
ロンドンから列車で２時間くらいで中世の町を散策できるのは魅力的
ウェールズに入る前に半日だけぶらぶらしてみました。


白壁に黒い梁の映える中世の建物がずらりと並んだ通りは.....................

振り向いても、路地に入ってもこんな趣です

ローマ時代からの町なので、こんなガイドさんのウォーキングツアーもあるみたいです。
次回は是非参加したいこのツアー♪


真っ赤な電話ボックスとポスト........そしてブリティッシュグリーン...........イギリスらしい風景です！

こんなツーショットは絵になりますね～
いつまでも、いつまでも、残っていて欲しいものです

続く......................